埼玉県はアニメ聖地の宝庫

埼玉県は昔から、アニメの舞台として取り上げられてきました。となりのトトロのモデルとなった森が所沢市にあり、クレヨンしんちゃんは春日部市が舞台です。このほか、多数のアニメの舞台となっており、数々の土地が登場しています。

アニメファンの間では、好きなアニメの舞台となった場所に訪れる聖地巡礼というのが流行っています。この流行のきっかけとなった作品に「らきすた」という作品があります。オタクな女子を主人公とした、ほのぼのアニメです。舞台は埼玉県久喜市で、同市内にある鷲宮神社に多くのファンが訪れています。このアニメをきっかけに6万人程度だった初詣の参拝客が45万人を突破するようになりました。

近年ブームとなったアニメに「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない」という作品があります。幼馴染の死によって心が離れ離れになった若者たちが、その子の幽霊が登場したことをきっかけにトラウマを乗り越えていく感動的なストーリーが話題になりました。このアニメの舞台は秩父です。この作品をきっかけに、聖地巡礼をする若者が増え、秩父の観光地としての魅力のアピールにもつながっています。この作品を手がけたスタッフが制作してヒットしたアニメ映画の「心が叫びたがってるんだ。」も同様に秩父が舞台となっています。このほか、冴えない彼女の育てかた、月刊少女野崎くん、のんのんびよりなど多くの作品が埼玉県内を舞台としています。登山好きな少女たちを描いたヤマノススメは、飯能市が舞台で、自治体を挙げてこの作品を応援しています。